活性酸素が増えすぎると老化を早める

活性酸素はその強い酸化力で、体に入ってくる細菌から守ってくれるという健康に欠かせない役割を担い、呼吸によって入ってくる酸素の約2%が活性酸素になるとされています。

しかし、その酸化の力が強すぎるため、活性酸素が過剰になると自分の細胞に害を与え、細胞の老化が促進することになります。そうなると、内臓などの機能の低下、肌のシミやシワの増加、生活習慣病の原因となったりします。

活性酸素が必要以上に増える原因としては、強いストレス、生活習慣の乱れ、タバコ、激しい運動などがあります。人には活性酸素が増えすぎたときにそれを消しさる酵素が作用しバランスをとってくれますが、その酵素の産出量は25歳あたりから低下をはじめ、40歳を過ぎると急激に低下するとされています。

カテキンの抗酸化作用で活性酸素を除去

増えすぎた活性酸素を除去するには、抗酸化作用を持つ食品を摂取して活性酸素を抑える必要があります。抗酸化作用を持つ食品は、果物やナッツ類など色々あるのですが、その中でも緑茶に含まれるカテキンは、強力な抗酸化作用を持つことが知られています。

また緑茶には、カテキンだけでなくビタミンC・アミノ酸・亜鉛なども豊富に含まれており、これらも抗酸化作用を持っています。強力な抗酸化作用のあるカテキンと、これらの抗酸化作用のある栄養成分を豊富に含む緑茶を摂取することは、過剰に増えた活性酸素を除去し、老化の促進を遅らせるのに非常に効果的であるといえます。