茶カテキンの効果 ~飲み方、カテキンの多いお茶~ 3/3
どれくらい飲めばいいの?
効果的な飲み方
一日に1gほどカテキンを摂取すると、効果を期待出来るとされています。煎茶だと湯のみ一杯で約0.1gほど摂取出来るので、毎日の食事の際に飲んだり、休憩のときに飲むことで無理なく摂取できます。
ウォーキングやランニングなどをする方は、運動前に飲めばダイエット効果も期待出来ます。
カテキンを多く含む、おすすめのお茶
紅茶やウーロン茶など緑茶以外のお茶もカテキンを持っていますが、緑茶と比べると含有量は低いです。これは、紅茶などは製造するときに発酵させる工程があるため、その際の酸化によりカテキンが減少するためです。緑茶は発酵を行わない不発酵茶なので、カテキンが減少することなくそのまま残ります。 以上のことから、カテキンを効率よく摂取するには緑茶が最適な飲み物といえます。
緑茶といっても、玉露・抹茶・煎茶・ほうじ茶など色々ありますが、中でもより多くカテキンを含有しているのは、二番茶・三番茶の煎茶または釜炒り茶です。カテキンは光合成によって増えるので、5月初旬(産地により前後)に収穫される一番茶よりも、6~7月あたりに収穫される二番茶・三番茶の方が含有量が多くなります。
玉露は栽培過程で茶の木に光を当てないように覆いをするので、煎茶よりもカテキンは少なくなります。抹茶も玉露と同様に覆いを行うので、カテキンは少なくなります。
以上のことから、カテキンを多く摂取するには、二番茶・三番茶を使用しているお茶を飲むのがおすすめです。
カテキンの多いお茶
カテキンは一番茶より二番茶が含有率が多くなります。カテキンは光合成によって増加するので、一番茶より暑い時期(6月半ばから7月の初頭あたり)に摘まれる二番茶のほうがカテキンの含有率が高くなるためです。喜撰は二番茶を多めに配合しているので、当店のお茶では最もカテキンの含有率が高いお茶になります。